2022年3月13日(日)
週末はあっという間に過ぎ、明日からまた仕事です~。
昨日は、いろんな記事をアップしたのですが、そういえばレッスンもあったなぁと思い、備忘録として残さねばと、パソコンをカタカタしてます。
昨日も、発表会用のスケルツォ2番とエチュード10-12どちらもショパンですが、弾いてきました。
いつものレッスンだとハノン→エチュード→スケルツォという順番でやるのに、昨日はいきなりしょっぱなから
「ハイ、じゃぁスケルツォ弾いて」と言われ、「え~~(無理!)」とリアクションしたら、「暗譜でやってなぁ~」とさらに追い込まれる事態に!
しぶしぶと、スケルツォから弾きました。
【スケルツォ】
そういえば、先週末なんですが、仕事の都合で車で往復2時間ほど運転する用事がありまして、どうせ一人だし、こんな時間もなかなかない!ということで、持っていたCDを聞くことにしました。
発表会で弾くものを聞かねばと、15年前以上に購入したウラディミール・アシュケナージの「ショパン バラード&スケルツォ」のCDを聞くとこに。
最近、演奏家のCDを聞くことが無く、どっちかというとtwitterとかyoutubeとかで皆様の演奏を聴くことが多かったので、とても久しぶりでした。
アシュケナージの演奏は、異常に早く、私の演奏の1.5倍速のような演奏なんですが、一粒一粒がはっきりしていまして、歌うことろはとても繊細に、和音のボリュームはかなり迫力があって、それでいてまとまっているという神業演奏でした。
そう、私なんかとは比べ物にならないくらいすごい演奏を聴いてしまったのですが、そこに素人でも参考にできる点がありました!
それはこちらじゃーん!
私が演奏すると、黄色枠の3連符などもはっきりくっきりと1個1個音を出そうとするのですが、アシュケナージは、黄色枠はサラサラ~と流すように弾いて、逆に赤枠の和音をたっぷりとバーンと出しているのでした。
なので、わかりやすく言うと、
青枠ユニゾンの「ミレド~」 を歌ったらすぐ、黄色枠は聞こえるか聞こえないかでそのまま赤枠の和音を「ジャーン」と弾く
♪ミレドー(青) ↘ジャン(赤) ドシラー(青) ↘ジャン(赤) ミレド―(青) ↘ジャン(赤) ドシラ―(青)♪
てな感じに聞こえてきたのです。黄色枠もうっすら聞こえてきますが、僅かでした。
でも、曲をしてはその方がまとまりがありまして、さすがプロは違うわーと思いました。
曲の解釈の仕方がすでにプロですよね。
曲を聞いたせいか、今回レッスンで、
先生:「(赤枠の)和音が掴めてなくて音は汚かったけれど、手の運びはスムーズやったで~。テンポはよろしい」と講評があり、
私:「そういえばアシュケナージのCD聞いたんです~」
先生:「プロのCD聞くのも大切やで~」とおっしゃってました。
ここの部分は、とても音が上下に跳ぶので、非常に和音も外しやすいですし、なんといっても手がついていかなくてテンポがココだけ落ちてしまう、という悩みを抱えておりました。
どちらかというと、盛り上がりがずっと続いた最後のクライマックス的なところなので、テンポダウンしたくないところですよね。
そしてお次はエチュードです。
【エチュードop10-12】
私の持っている楽譜は、ヘンレ版のショパンエチュードなのですが、この曲は全5ページありまして、レッスン開始から早2か月ですが、未だ、5分の1ページしかやっていません、というか、先生曰く「1ページ目でもまだまだやらなきゃいけないことがある、まだ先にすすまなくてよろしい」とのことでした。
今回先生に指摘されたのはこちら!
この赤枠に囲まれた左手のアルペジオ的なところ。
私は、この音全部を鳴らそうとした結果、やかましい左手になってしまってました。
そして、全部を鳴らそうとすると手が疲れてしまうのでナンセンスだそうです。ここでうまく脱力しとかないと後が続かないよ、とのこと。
薄ーく緑のまるで囲んである、一番最初の音だけしっかり鳴らして、あとは脱力しつつうまく手首を使ってハラハラ~っと弾いてればいいらしいです。
最近は力が入っているのか、ここを弾くと手首が「パキッ!」と鳴ります。手首にとっても負担がかかってるんでしょうね。
ということで、ちょうど脂がのってきたわーというところで1時間のレッスンは終了いたしました。
もっと練習せねばいけないのですが、こういう感じでブログに精を出しているのでなかなかピアノも上達せず、家庭菜園も中途半端で、もちろん仕事も中途半端、家事も育児も中途半端、すべてが中途半端なPIYOPIYOでした。