２０２２年２月１９日（土）
こんにちは！PIYOPIYOです。
週末いかがお過ごしでしょうか～？？
突然ですが、私は二宮和也さんの大ファンです。
嵐も好きですが、特に二宮君が大好きで、映画やドラマをよく見ています。
最近は子育てと仕事で忙しくゆっくり見る暇がありませんが、３２歳独身が故にめちゃめちゃ暇だった時、土日２日間かけてずっと涙しながら見倒したドラマ「優しい時間」について今日は語ろうと思います。
優しい時間とは
これは汚れた都会ではなく、忘れられたような清らかな田舎の一軒の喫茶店の物語である。
2002年9月、「北の国から・遺言」によって約20年に渡る国民的ドラマ「北の国から」は一つの幕を閉じた。そして、2005年1月、満を持して再び富良野から新たなメッセージが発信されます。北の大地・富良野からの第2章がいよいよスタート!
連続ドラマとしては15年ぶりとなる倉本聰が、近年閉塞感のある日本ドラマ界に一石を投じます。原作・リメイク・パート2ものが多い現在のドラマ界にあって、地にしっかりと根をはやした、感動の本格派オリジナルドラマをお送りします。
もちろんテーマは、倉本ドラマの原点でもある温かい人と人の絆。この作品では、父と子の絆の再生を、さまざまな人間模様の中で描いていきます。そして、もう一つは“優しさ”。
本当の優しさとは何か…を、主人公の心の雪解けとともに感じ取って欲しいと思っております。
こんな殺伐とした世の中だからこそ、木曜の夜10時のほんのわずかなひと時が、見る人それぞれにとって、「優しい時間」になれば幸いと願っています。 引用：フジテレビ
あらすじ
エリート商社マンだった湧井勇吉（寺尾聰）は、妻めぐみ（大竹しのぶ）が死んだ事を機に、会社を辞めて東京の自宅を処分。めぐみの故郷、富良野で喫茶店「森の時計」を開きます。
めぐみが死んだのは、非行に走っていた一人息子の拓郎（二宮和也）が起こした交通事故が原因でした。
拓郎が非行から立ち直ろうとしていた矢先の事故。
帰国した父・勇吉に、母を死なせたことを詫びようとする拓郎でしたが、勇吉からは手切れ金と共に絶縁を言い渡され、深く傷つきます。
そんな拓郎を気の毒に思っためぐみの親友が、こっそり拓郎を父親の近くに置こうと、美瑛町にある陶芸窯「皆空窯」に住み込みで就職させることにしました。
拓郎はまじめに陶芸に打ち込み、勇吉は「森の時計」のマスターとして常連客に慕われ、近くにいながらお互いに近づけず、それぞれに人生を生きています。
拓郎は勇吉と和解するため努力するものの、なかなか勇吉は許すことができない。
「森の時計」の従業員の梓（長澤まさみ）は偶然拓郎と知り合い、彼が勇吉の息子だとは知らずに心惹かれてゆきます。
登場人物の誰もが不器用で、誰もが優しい。父と子が少しずつ距離を縮めていくさまを、富良野の静かで美しい景色とともにつづる、ヒューマンドラマです。
カフェ 森の時計
ドラマのために建てたものをそのままカフェとして残した、という話です。
登場人物
- 涌井勇吉（寺尾聡）：主人公 喫茶店を経営 元エリート商社マン 家族は事故により亡くなった妻（故人）と、その事故を引き起こした息子・拓郎
- 涌井拓郎（二宮和也）：もう一人の主人公 昔グレていた時に自分が運転する車で事故を起こす。同乗していた母親（涌井めぐみ）はその事故で亡くなった。
- 涌井めぐみ（大竹しのぶ）：勇吉の妻で拓郎の母 喫茶店で勇吉が回想するときに現れ（故人ですが）、語り相手になっている
- 皆川梓（長澤まさみ）：本作のヒロイン 「森の時計」の従業員 家庭環境や学生時代のトラウマで精神的に不安定 拓郎になついている
- 九条朋子（余貴美子）：勇吉のコーヒーの師匠 コーヒーショップ「北時計」を営んでいる めぐみの子供時代からの親友
ほかにも、常連客や縁のある人たちとして、布施博、清水美沙、國村隼、田中圭、また、各回に豪華なゲスト（時任三郎、星野源、佐々木蔵之介、木村多江、小日向文世、高橋克実、小泉今日子、キムラ緑子、杉田かおる、須藤理沙、など）を迎えている
見どころ
様々な人が様々な問題・悩みを抱えて生きています。一息入れに「森の時計」でコーヒーを飲んで、ちょっとだけ語る。
本筋は、勇吉と拓郎の和解に向けての心の動きなんだろうけど、そのほかの人たちにも一人ひとりドラマがありました。
みんなが不器用で、みんなが優しい 不器用で生きづらそうな人たちだけど、逆を言えば優しい人だから不器用なのだ、ということを感じたドラマでした。
当時は何度も何度も泣いて、土日で副鼻腔炎になるかと思ったくらい泣きました。
人間は涙を流すと、ストレスが無くなるそうですよ～。
二宮さんの演技
出演されてる方々が錚々たるメンバーなので、皆さんの演技に泣かされたといっても過言ではないですが、なんといっても二宮さん！すごかったです！
少年特有の心の揺らぎとか焦燥感とかを見ていてめちゃめちゃ共感できました。演技上手ですよね。
まだ大人になりきれてない少年から、大人になっていくまでの考え方とか衝突とか落ち込みとか、全部表現されていて、やっぱりこの人はこういう役をやらせたら右に出るものはいないな、と感じました。
いつも心に想う父、和解したい父をいつも木陰からそっと見る ⇒ あるとき父に見つかって感動の再開かと思いきや、思わず逃げ出してしまう、こんな時の彼の表情は万人の涙を誘う表現でした。
主題歌：平原綾香【明日】
カフェ「森の時間」では、夜になると勇吉が拓郎のことを想って考え事をするときに、語り相手として故人の妻・めぐみが現れることがよくありました。
外は雪に囲まれた富良野の山奥のカフェは、夜になると、音が消え、暖炉のパチパチという炎の音と、勇吉とめぐみのささやくような会話だけが聞こえます。
会話が途切れたとき、「シーーーーン」と静寂に包まれるのですが、そのあとに、流れるこの音楽
平原綾香さんの「明日」
必要最小限のアコースティックな演奏と平原綾香さんだけの声、息を吸う音まで聞こえる歌い方、そして静寂。
ドラマと相性ばっちりで、いまでもこの曲が流れてくると泣きそうになります～～。
私PIYOPIYOがピアノで演奏した動画はこちら↓
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ぜひ、冬の間にこの素敵なドラマを堪能してみてください！