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コロナ時代の保育園会長のお仕事 ~卒園に向けて~

2022年9月10日(土)

去年の12月、あみだくじで保育園会長になりました。

高齢出産での一人娘。

保護者会自体、初体験でした。

平日ずっと働いて、さらに何人もお子さんもいるような方にとって、保護者会なんてこなしきれないもの。

おのずと欠勤したり、そうでなくたってコロナで大量休日発生したりと、有休がいくらあっても無理。

みんな、「あぁ、じゃんけん勝ちたい」とか「あみだで外れたい」とか思っているはず。

過去に1回でも保護者会役員をやった人は免除されますが、私のようにずっとやってこなかった人は

今回やるしかなかったです。

しかし。。。。

年長での会長なので、おのずと卒園行事もついてくる今回の会長職。

コロナ時代なので、会長職と言っても仕事量は通常の3分の1程度ですが、

参考になるところもあるかと思いますので、良かったらどうぞ。

なんとかなる⁉ 保護者会役員。

役員決め

役員は前年の12月頃、他の行事の後に”ついでに”という形で行われました。

司会は前年度役員の方。

決め方はあみだくじ。

一番最後にあみだくじを選んで、当たってしまいました。

「残り物にはまったく福がなかった」、と、諺をあざ笑うかのような出来事。

とはいえ、公平に決めたので引き受けることに。

その他の役員

  • 会長(1名)  
  • 副会長(1名)
  • 会計(1名)
  • 卒業謝恩会メンバー(3名)

この5名で1年間卒園に向けて頑張っていくことにしました。

ここでまず私たちがやったことは、LINEの連絡先交換。

会長職の仕事が発生するのはだいたい4~5月から。

まだまだ先でしたが、次いつ集まれるのか見当がつかなかったので、交換しておきました。

役員それぞれのお仕事

役員とはいえ、何をすれば…初めての経験だとわかりませんよね?

今回、私が知った役員の役割について書いてみました。

会長

基本的には、役員会の司会進行、行事での挨拶、各役員への指示出し、がメインとなってます。

でも、役員会のまえに、話し合う内容や調べ物もしておいた方が、会議が有意義に進みますので、そういった意味では、意外と個人的な時間も消費しました。

前年度の役員から受け取った会計ファイルや、印刷物などにも目を通す必要があります。

会長にはそういうファイルが回ってきますが他の役員には回ってこないので、やはり会長が見て把握しておかないといけないと思いました。

挨拶に関してはコロナ時代でしたので、行事が通常の9割減でして、おのずと挨拶もなかったので、中々アドバイスもできませんが、

amazon kindle Unlimitedでこんな本があったのでご紹介します。↓

【PTAの挨拶司会進行文書の事典】を1か月無料で試し読み!kindle Unlimited

ざっと目を通しましたが、PTAのお付き合いマナーから各行事での挨拶テンプレート、会議での司会進行など、なかなか仕事でそういったことをしてこなかった方でも、この本を読めば一通りできるのでは!と感じました。

副会長

副会長のお仕事は、会長のサポート役です。

我々の副会長さんは、3人のお子様を持つママさんなので、経験も豊富にあり、役員会の時期などまずは副会長さんと相談してました。

また、前々年度の会長さんなんですが、突然、病気でお亡くなりになった!という衝撃的なことも人生には起こりうるので、その時の代打が副会長さん、ということになります。

めったにないと思いますけれど、なきにしもあらず、が現実です。

いつも何か決めるときにはまず会長と副会長で相談しております。

会計・監査

どの保育園でも通常、保護者会費という形で、園児の保護者全員から会費を徴収します。

これをとりまとめ管理するのが監査の仕事です。

ですが!

我々の保育園では、毎月の保育料を支払う袋に、保護者会費(設定した金額)も入れて、先生方が管理するという方式に何年か前から変わりました。

なので、会計監査役員が、出てくるのは、最後の最後、1回きりです。

家庭の事情、仕事の都合など、どうしても役員活動できない家庭もあると思うのです。

だけど、役員を断ることはできない、そういった方にこういう役を回そう!と、先生方の配慮で決まったらしいです。

行事・謝恩会メンバー

卒園の年なので、最後、謝恩会と言いたいところですが、コロナ時代なので、役員一致で

「謝恩会はやめましょう」ということに決定。

そのかわり、卒園式での先生への記念品づくり、買い出し、卒園DVD作成、園児記念品など、決めていくことになりました。

その時のメンバーが「謝恩会メンバー」です。

こちらも、先輩ママさんが何名かいてくれたので、その時のことを聴いたり、話したりして進んでいきました。

卒園に向けて動き出す時期

確か今年5月、うちはパパから出席してもらいましたが、授業参観日なるものが保育園でありました。

その直後、LINEで謝恩会メンバーから「1回集まりましょう」と連絡いただき、5月の末に集まりました。

その時話した内容はこれ。

5月の会合の議題

  • 何月までに何をやるか?
  • 卒園スライド(私が作製担当)の画像の集め方、スライドの構想
  • 保護者からの積立金をいくらにするか?←これが一番もめた
  • 卒園記念品をなににするか?
  • 先生へのお礼をどういう形にするか?

です。

結論から言いますと、積立金を決めないうちは動けない!ということがこの会合でわかりました。

集まる時期としては、少し早くないか?という意見も出ましたが、コロナ感染がいつ増大するかもわからないので、集まれるうちに集まれてよかったです。

次の集合予定は10月です。

卒園事業積立金はいくらにするか?

結局、1か月一人1,000円×6か月=6,000円の予算でやっていくことになりました。

この6,000円のうちの4,000円の中には、保護者から園児への記念品、スライドDVD、先生へのお礼、などが含まれております。
さらに6,000円うち2,000円分は、保育園の卒園事業として保育園に渡すことになっており、卒園式の記念写真、保育園から園児への記念品
にあてられます。

ほんとうに、先輩ママたちがしっかりされていて、「○○ちゃんちは双子ちゃんだから、設定金額もうちょっと抑えないと」とか、
多方面から考えてくれて大感謝でした。

積立金が決まったら保護者にお手紙でお知らせ

積立金が決まったら、毎月の保育園集金袋に追加で徴収することになります。

いきなり、額が上がっていると「何これ!」となってしまうので、事前に、お手紙を作製し、保護者に配布しておきました。

今のところ、反対意見は出ておりません。

会議の場所はどうする…

最初にけっこう戸惑ったのが、「どこで会議を開くか」です。

謝恩会メンバーの比較的オープンなママさんが、「うちでする~?」と声かけしていただいたのですが、

おじいちゃんおばあちゃんもいらっしゃる中、日曜日にわらわらと出向くのも気が引けて(笑)、代わりに、探したのが

「自治体の公共施設予約システム」。

ネットで予約できるので、割と簡単に無料で会議室を押さえることができました。

しかし、一つ問題がありまして、田舎のせいなのか、Wi-Fiが無く、調べ物をするのに少し不便でした。

でも、まぁ椅子と机と場所はありがたかったです。

広い畳部屋などもあったりして(120人用)、子供が走り回れるので子連れで会議もできますよね。

卒園スライドDVD作製

役員決めの時に、一番もめていたこの「卒園スライドDVD作製」。

前年度の役員のママさんが、若いママさんに「あなた、若いからこれできるんじゃない?」と詰め寄っていたのには、笑いました。

ただ、作ったことがないとまぁまぁめんどくさいこのスライド作製。

以前、友達の結婚式でスライドを作製したことがあったので、誰も作る人いないなら…というスタンスで私がやることになりました。

今回卒園する園児は18人。

産まれたときからの成長ぶりや、ちょっとしたテキストをいれたり、と、個人から写真を借りてスキャンしなければならないことも多く、その連絡方法や、データ集め、スライドの構想など、かかる時間は多かったです。

そして、最大の難関「BGMの著作権問題」。

何気に旦那が「著作権、どうするの?」と言ってきて。。。。「はっ?!」となり。

そこからは、調べまくりでした。

それについては、また今度改めて記事を書こうと思います。

今の時点での会長職仕事はこんな具合となっております。

『スライド構想』の記事や、『スライドに使用可能な曲(著作権含め)』の記事は下記からどうぞ~♪

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