家庭菜園 読書

コーヒーかす肥料 続報(冬&雪での経過報告)

2021年12月31日(大晦日)

今年もあと一日となりました。

昨日からお休みだったので、昨日は家族全員で大掃除、本日は大掃除の残りと外仕事をやってきました。

それにしても、PIYOPIYOの地域には大雪&極寒寒波が来てまして、外仕事と雪かきのついでに子供と雪遊びしてきました。

南天の実(おそらく…)
南天の実を目に、枝を手に。南天雪だるま。帽子を赤にするか緑にするかでチビPIYOちゃんともめてしまった。寒すぎて溶けません。

さて、1か月ほど放置していたコーヒーかす堆肥&野菜くず堆肥。以前の記事⇒(https://shiroutodesuga.wordpress.com/jisaku-taihi-kohi-kasu-yasai-kuzu-saitonyu-self-made-compost-re-injection-of-coffee-grounds-and-vegetable-waste/

せっかく外に出たので、様子を見てみました。

左はコーヒーかすの段ボール(布を取った後撮影)。右は野菜くずの段ボール。雪に埋まっています。
雪が被った野菜くず堆肥の段ボール。雪をよけて、かぶせておいた布を取ろうとしたら、バリバリに凍ってました。
布を取り中身をみてみたら、11月に追加した野菜くずがそのままに残ってましたが、その時追加した米ぬかなどが白カビに発酵してました。腐ってはなさそうです。
こちらはコーヒーかす堆肥の方です。ふたを開けたらほんのり温かく湯気がでました。白カビも生えてます。相変わらずサラサラ。
休みに入ってコーヒー消費量が増えた我が家。当然、コーヒーかすも溜まってきています。
コーヒーかすを投入&撹拌してみました。

外は零下なのに、温かかった発酵コーヒー堆肥。発酵酵母のすごさを実感しました。

冬なのに、それとも冬だからなのか、発酵は進むのだなぁと発見がありました。

そういえば以前読んだ本「発酵肥料の作り方・使いかた 薄上秀男著」に、

ポイント

発酵肥料製造の適期は”冬” 

菌は菌でも、季節によって働く菌が違う

と記述されていることを思い出しました。

その本によると、

  • 梅雨期から夏期にかけては、微生物活動は旺盛だが、冬季とは活躍している微生物の中身が全く違う
  • こうじ菌(発酵肥料で必要な菌)は細菌よりも水分が足りない、酸性である、温度が低すぎる条件でよく繁殖する
  • そのため、こうじ菌を夏に働かせようとすると、こうじ菌の前に細菌が旺盛に繁殖して餌場を占拠してしまい、こうじ菌が増殖できない

ということで、冬は”こうじ菌”の独壇場で最近の出る幕は全く無いとのこと。

もっと段ボール堆肥作ればよかった~。段ボールなんてたくさんあるのに~。

来年、この堆肥を使ってできる野菜はどんなものなんでしょうね。

楽しみです。

発酵肥料を作るならぜひ一読してほしい本。素晴らしい本です。こちらからどうぞ。

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