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久々の読書「土井善晴:くらしのための料理学」

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久々の読書「土井善晴:くらしのための料理学」

久しぶりにアマゾンkindleの中を見たところ、途中までしか読んでいなかった本を見つけ読み進めてみました。

その本はこちら ↓

「くらしのための料理学」 土井善晴 著

この本を選んだ理由は、私が土井善晴さんのファンだから。

土井さんといえば、NHKの今日の料理に出てくる料理家さんです。

関西弁が素敵で、シンプルで美味しい和食(家庭料理)を紹介してくれる方です。

土井さんの今日の料理は、アシスタントの後藤アナとのやり取りも見どころの一つで、

育休中の私はよく録画してみておりました。

主婦は、毎日毎日家族のために料理を作るんだけれども、特に誰もほめてくれないし、

日本人なんてそれが当たり前だと思っている節もあるんだけれど、料理って、メニューを考えるのが

実は一番大変だったりして、メニューを決めて、材料を買い、材料を各保存場所に格納し、料理し、その料理を家族に提供するまで、

実は結構な時間を要するものです。

料理を作る時間だけではないってこと!

でも、私は料理が好きなんです。

それは食べることが好きだし、手料理ははっきり言って外食なんか比較にならないくらい美味しいから。

あったかい出来立ての料理を囲んで、美味しいねって言いながら今日あった出来事を話しながら食べる団らんていうのは、

社会の荒波を乗り越えていけるに十分な癒しになる。

ご飯が食べれてれば、だいたい大丈夫。

土井さんの本にも、同じようなことが書いてあって、

【お金を出せば何でも好きなものが食べられるし料理なんかしなく ても 問題 なし」   今 は、 この よう に 考える 人 が 多い よう に 思い ます。 でも、 私 には そう は 思え ませ ん。 料理 する 人 の 気持ち が 家庭 の 環境 を 作り、 その 気持ち が 家族 に 細やか に 影響 する から です。 家 の ご飯 は 安らぎ で あり、 自分 を 取り戻す 時間 でも ある から です。 これから お話し する こと です が、 食文化 や 料理 には 大切 な 意味 が ある から です。   多く の 女性、 あるいは 男性 が、 しあわせ な 家庭 を 持ち たい と 思え ば、「 お 料理 を 頑張ろ う」 と 思う でしょ う。 愛する 人 に お 料理 を 作っ て あげ たい、 子供 が 生まれ たら 自分 で 作っ た お 料理 で 育て たい と 思う はず です。   それ は なぜ でしょ う?   お 料理 し たい と 思っ た のは、「 ちゃんと しよ う( ちゃんと 生きよ う)」 と 思っ た からでは ない でしょ う か。 】

このセリフ、自分の心にすとんと落ちるものがありました。

今は、フルタイムで働いているお母さんも多くて、絶対手作りしろとかそういうことではなくて、品数なんて少なくていいから、とりあえず、あったかい炊き立てのご飯とお味噌汁があれば、家族は幸せになれるんだよっていうことが書いてありました。

やっぱり好きです、土井さんは素敵ですね~。

良かったら皆さんも読んでみてくださいね。

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