家庭菜園

雑草はもう刈らない!草取り不要のマルチ利用術

2022年10月8日(土)

今年の8月はコロナに一家で倒れ、1か月畑ができませんでした。

1か月草取りやらないと雑草は、腰の高さくらいまでになります。

でも後遺症で草取りどころではない…

と、YOUTUBEを見たら、

【ヘルスラボともゆき】さんのチャンネルで、とても興味深い雑草対策を紹介されてました。

以前から、無農薬や自然農法に憧れている私。

今回は、この夏に試した雑草対策を紹介したいと思います。

草取りはもうやらない!土壌環境も改善するマルチ利用術。

雑草対策 新たな概念

草取りというと、草刈り機を買ってやるとか、鎌を買って地道にしゃがんでするとか、とにかく莫大な時間と労力を使うもの、と今までは思っていました。

ただ、うちの場合は共働きの週末お休みで、60坪の畑を夫婦で維持するのは結構困難で、さらに土日が運悪く雨だった場合は何もできません。

しかし、この「ヘルスラボともゆき」さんのyoutubeを見て、私にとっての長年の悩みでもあった、雑草対策の根本的解決策だと思いました。

【草取りは不要】

さらに

【土の質まで改善されて野菜が元気になる】

となれば、やらずにはいられないのです。

必要な材料

  • マルチング材(黒いビニール素材)
  • ガムテープ
  • 米ぬか
  • 納豆を40度のお湯に入れたもの(発酵が一番進む温度)

以上です。

方法

  1. まず、草をならす
  2. 広い範囲にマルチを張るため、ガムテープで何枚かつなげて大きいマルチを作る
  3. マルチを敷く部分に、米ぬかとジョーロで水をたっぷりやる
  4. その後に、40度のお湯で溶いた納豆(1パック分)を草に向かって撒く。
  5. 先ほどいろいろと撒いた土に、マルチを被せて、置き石をする。

です。

以下の図は米ぬかを撒いた雑草地帯↓

雑草生え放題、ところどころ赤紫蘇が見えます。米ぬかをボールで2杯分くらい撒きました。

そしてマルチを張りました。とりあえず実験段階なのでこのくらいの範囲でやりました。↓

発酵期間

youtubeを参考にすると、発酵期間はマルチを敷いてから3~4日間って感じでしたが、私がこのマルチを敷いてから、次にマルチを剥いでみるまで、2か月放置してました。

その間、マルチを突き破って雑草が伸びることもなく、ここの部分はただ黒いマルチに覆われている、という感じでした。

2か月後、その場所にイチゴの苗を植える。

放置され続けたそのマルチ部分。

次に日の目を見たのが2か月後、我が旦那によってイチゴを移植された時でした。

ママ
マルチの所の土、どうだった~?私、納豆と米ぬかを撒いておいたのだけれども。。。

発酵してたかな?

パパ
あぁ~そうだったんだ!

凄くいい土だったよ!黒くてフカフカしていい土!

これに、もみ殻混ぜてイチゴの苗植えたよー!

とこんな感じです。

イチゴの植えた畝はどんな感じかというと。。。

わかりますか?わかりにくい写真かもしれませんが、この畑の中でもとりわけ黒いフカフカした土です。

実際、旦那が畝を作るときも、雑草の邪魔もなく、鍬がサクサクと入ってやりやすかったそうです。

10/9 もう1箇所追加

今回は、賞味期限が切れてた納豆4パックと、米ぬか、もみ殻、雑草(赤紫蘇を抜いたもの)で作ってみることにしました。

冷蔵庫の奥に忘れ去られた納豆
これに、40度のぬるま湯を加え、納豆菌を活性化させる。
もみ殻、米ぬか、水、納豆液をまんべんなく撒き、最後にマルチを被せる。端っこに石などで重しをする。

まとめ

畑はとても楽しいけれど、雑草に追われて本当にやりたいことをできずにタイムオーバーだと、本末転倒ですよね。

雑草は米ぬかと納豆とマルチで簡単に抑え込んでおいて、他の畑作業をやれば、土質も改善、時間の節約もできます。

植えるときに、マルチを剥いで耕して苗を植えればいいだけ!しかも土質はだいぶ良くなっているとなれば、

やらない手はありません。

来年は、休閑時期の場所には必ずマルチを張るとして、畑のあちこちを栄養豊富な土地にしようとたくらんでおります。

まずは、黒マルチを購入し、余力あったら米ぬかも購入するといいかもしれませんね。

米ぬかもあると畑の土の栄養改善になると思います。

ただし、ネズミが米ぬか大好きなので、倉庫に置くとネズミのターゲットになり最終的には穴をあけられます。

ネズミ対策をしっかりしてから置くといいと思いました。

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