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蒸し器の使い方 ~まずは茶わん蒸し~

2022年5月1日(日)

GWでちょっと時間があるから、いつもより手間のかかる料理を作ってみよう!と思ってる方、たくさんいらっしゃると思います。

そういう私も、GW中に読んだ本「一汁一菜でよいという提案」 土井善晴さん著に影響を受けました。

料理を作ることは家族への愛情!

そこで、久しぶりに茶わん蒸しを作ってみようと思いました。

茶碗蒸しと言えば、スーパーで100円たらずで買えるもの。

わざわざ作らなくたって…

という声が聞こえてきそうですが、

私は、茶わん蒸し手作り派なんです。

理由はというと、

簡単にできて、具も好きなものを入れることができ、出来立ては熱々で美味しいから!

です。

最近は電子レンジや電気調理器でも茶碗蒸しはできますが、たまたま蒸し器を持っている私は、蒸し器をフルに使用して料理しています。

まずは、茶わん蒸しがどれだけ簡単に作れるかと、蒸し器の魅力について語ろうと思います。

蒸し鍋で作る茶碗蒸し(茶わん蒸し作りのコツあり)

電子レンジが無かった昔は、蒸し鍋は台所で大活躍でしたが、今となっては大きい鍋が2個も存在すること自体、難しい台所事情かもしれません。

ですが、結局のところ、蒸し料理には「蒸し鍋」が一番簡単で便利だってご存じでしたでしょうか??

今回はそんなことに触れつつまとめてみました。

蒸し鍋の構造・使い方

蒸し鍋は、たいてい2段・3段構造です。

一番下の鍋に水を5~7割くらい入れて沸騰させ、その蒸気で上段の鍋に入れた食べ物を蒸すという構造になっています。

ちなみに我が家の蒸し鍋に茶碗蒸しを入れた写真はこちらです。

下段の鍋には水が入ってます。

蒸し鍋の材質・種類

蒸し鍋と言っても種類は豊富で、大きく分けて3種類あります。

【金属製 蒸し鍋】

材質は、ステンレスからアルミ製と、いろいろあります。

我が家では、アルミ製を使っており、軽くて熱伝導も早く、とても蒸し料理向きだとは思います。

下段の鍋を料理に使おうとすると、焦げ汚れが落ちにくいので、そういう用途をしたい方はステンレスがおすすめです。

主に蒸し機能や、下段の鍋も野菜を茹でる程度ならば、アルミで十分ではないかと。

また、軽い分、形状も変形しやすく、頑丈さを求めるならばステンレスがいいですね。

ステンレスの場合は、頑丈ですが、重たいとおもいます。

ちなみに、我が家では、下段の鍋で、大量の青菜などを茹でるのに使っています。

【せいろ】

こちらだと、お手入れが難しいと思います。

しっかり洗って乾かさないとカビの原因にもなりますし…

私自身は使用したことないですが、金属の蒸し鍋と違うのは、自然の香りがとてもいいということ、だそうです。

【土鍋】

普通の土鍋に、陶製のすのこがついているタイプです。

すのこを外せば、普通に土鍋として鍋料理に使える良さがあります。

熱伝導は、金属ほどではないですが、じわじわとあったまるので、時間がかかりますが低温でじっくり温めた食材は芯まで熱が通って、お肉なんかもホロホロと柔らかくなるそうです。

ただ、中にさらに器を入れて作る茶碗蒸しやプリンなどには、形状上、無理があると思います。

こちらのタイプ、めちゃ欲しいです~。とても素敵。

茶碗蒸しの材料・作り方。

4人分の材料

・卵 150g(だいたい3個)

・白だし(濃縮8倍希釈用) 原液50ml

・水   400ml

・お好きな具 鶏肉・銀杏・海老・椎茸など

茶碗蒸しを作るうえで大切なのが、卵液の比率!

卵:出汁 = 1:3です。鉄則です!

今回は、びっくりしたことに、卵3個割って計測したらぴったり150gでした。

白だし原液が50ml+水400ml=450mlの出汁となります。

卵:出汁=150:450=1:3 になっていますね! ぴったりです。

また、生シイタケを入れるときの注意として、卵液が過熱したときに固まりにくくなる恐れがあるとのこと。

できれば、乾燥シイタケを水で戻して、そのだし汁も一緒に入れるとなお美味しい!そうです。

ですが、今回生シイタケを使用しましたが、きっちり固まりました。大量に入れなければ、大丈夫そうですよ。

まだ生の状態の鶏肉と椎茸が、卵出汁液の中に浮かんでいます。
この器、100均(ダイソー)で買いました。見た瞬間、これは必需品だ!と直感で買いました。こんな便利なものが100円で買えるなんて…

作り方

・まず具を用意し、適当に切る。

・卵を割り、だし汁を加える

・茶碗蒸しの器に、具を入れ、卵液を茶こしで濾しつつ入れる。

・蒸し鍋の下段に水を入れ、上段には茶碗蒸しの容器を並べる。この時、茶わん蒸しの容器には蓋をする

・水が沸騰してから、さらに10分くらい加熱すると、だいたい固まってる。不安だったら竹串を刺すなどして確認する。

以上で出来上がりです。

出来上がりはこちら!

私は茶碗蒸しの見た目を考えたことが無いので、こんな感じに仕上がってしまいましたが、センスのある方なら、上にはきれいに三葉とか、そういったものをあしらってもいいのかもしれません。

我が家の茶碗蒸しはこちら!

見た目よりも味で勝負!

鶏モモ肉の脂や、海老から出るダシと、ヤマキの白だしが見事にマッチしていて、美味しかったです。

娘からも「美味しい~~」をいただきました!

まとめ

電子レンジが主流の昨今ですが、昔ながらの蒸し鍋も捨てたもんじゃない!

結局、美味しかったりするのもこちらです。

蒸し鍋で蒸したシューマイと、電子レンジで蒸したシューマイは、全然食感が違いました。

台所の容量も関係してきますが、もし、一度でもお考えであれば、蒸し料理ライフをたのしんでみてはいかがでしょうか?

シューマイくらいの蒸し物であれば、こちらもおすすめです。

我が家の実家には昔からこれがあり、ふかしたサツマイモや、蒸し茄子などいつも母親が作っていてくれました。

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