生活お役立ち

やらないよりまし! 家庭内での感染対策

2022年8月

この度、COVID19に感染してしまいました。

私の感染経路はおそらく家庭内感染。

保育園の園児に陽性者が出て、うちの子が感染→私も子供から感染という感じで家庭内感染が起こってしまいました。

ただ、感染から自分を守る方法もあったのでは!と思い、一つ一つ考えてみることにしました。

感染症対策のグッズや、どうして私が感染してしまったのか、PCR検査のタイミング、感染症後の後遺症を軽くするためのアイテムなど、ずーっとベッドで調べまくってたことを、元気になった今まとめてみます。

やらないよりはまし!家庭内感染を防ぐには。

感染の経過(参考まで )とPCR検査のタイミング

(金曜日)子供のクラスに陽性者が出る。

 その日のうちに、濃厚接触者である娘をPCRに、と我が職場から指示 → 抗原・PCR共に陰性

❷土日は普通にお家で3人で過ごす

(月曜)保育園がやってないので、子供を交互に見ながら夫婦も交互に働く

 その日、帰宅後、子供の検温チェックで微熱があることが発覚。それまでは元気だった。

 子供どんどんぐったりしてくる。→ お風呂だけ入れて寝かせようとする → お風呂後 いきなり嘔吐 →夜間39℃まで

(火曜日)抗原PCR検査を再度受けることに

 朝の時点で熱下がっていて元気→ 抗原検査で陽性 → 10日間の登園禁止 →両親も濃厚接触で就業停止

(水曜日)両親も大規模接種会場でPCR検査、若干両親ともに具合悪い

 翌日 ともに陰性の連絡

(木曜日)3人で家で過ごす、でも少し具合悪い

(金曜日)母、大規模PCR会場に再度予約(当日予約)

  その夜、母39℃まで発熱

(土曜日)PCR検査結果 陽性と連絡来る

     38~39℃を行ったり来たり

(日曜日)37~38℃を行ったり来たり

(月曜日)37℃代前半に落ち着くが咳と痰が出る

      咳し過ぎで背部痛がひどい

(火曜日)何とか36℃代まで下がる。

ポイント①PCR検査のタイミング

  • PCR検査は、早くやりすぎると陰性と出てしまう。
  • 感染したと思ってから3~4日はウイルスは潜んでいる
  • その間も、マスクや消毒を怠ってはいけない(気を抜いてはいけない)

【子供の場合】周囲の子が休み始めたのは木曜日 うちの子が発症したのは月曜日

【母の場合】子供の吐物の処理が月曜日 母の発症が金曜日

これを見る限り、周りが発症して2日くらいではPCRで陰性になるみたいですね。

我々の今回の失敗としては、陰性だったので少し油断して家庭内で過ごしたこと、です。

換気やマスク、手洗いなどしっかりすべきだったなぁと反省しております。

嘔吐物の処理について

今回、ワクチン接種ともに3回している夫婦でしたが、なぜ、私だけ感染したのか考えてみました。

  1. 父の方が母よりワクチン接種時期が遅かった(父の方がより最近だった)
  2. 子供の嘔吐物の処理を母だけが携わっていた
  3. その際、母はマスクをつけてなかった

この中でも、私はこの2・3番の”嘔吐物の処理をマスク無しでやった”が大きいと思うのです。

コロナウイルスも、嘔吐一回の中に何百万のウイルスが含まれているらしく、嘔吐の処理の際はことさらに気をつけねばならなかった、のです。

さらに吐物は、乾いた後にエアロゾルとなり空気中にウイルスごと舞ってしまうのでさらに注意が必要ですね。。

お風呂上りにいきなり ”オェェ~”と吐いたので、私も娘もマスクをつけておらず、ゴミ箱に吐かせるだけで精一杯でした。

夫婦どちらか無事でいなければ家庭が回らないので、旦那には部屋から出て行ってもらい、娘を着替えさせ、手を洗わせ、ゴミ箱の処理をしました。

でも、娘の髪の毛に吐物の残骸が残っていたのかもしれません。

ポイント②嘔吐物の処理

  1. マスクはいつでもすぐつけておく
  2. すぐに喚起
  3. 手袋もつける、できれば防護眼鏡も
  4. 床に吐いた場合は次亜塩素酸ナトリウム(0.10~0.15%=1000ppm~1500ppm)で消毒
  5. 最後に全部ビニール袋に入れて袋の口を縛る

防護:処理している人の体にウイルスが入らないことが大事

ウイルスは、鼻からも入るし、口からも入るし、目からも入ります。なので、頭は眼鏡、マスク、で防護しておけばいいでしょう。

欲を言えば、防護ガウンなども売られてますので、そちらもどうぞ。

また、吐物をとりあえず固める凝固剤も便利です。

私はゴミ箱に吐かせてしまいましたが、こんなのもあると、車酔いの際にもいいですね

次亜塩素酸水と次亜塩素酸ナトリウムとどっちがいいの?

吐物処理には、次亜塩素酸ナトリウム(ハイター)の方が消毒効果が高いみたいです。

各メーカーによって、また購入してからの経過時間でも希釈が変わってくるので、パッと希釈液を作りたいときのために、希釈割合メモを吐物処理セットに貼っといてもいいと思います。

【花王】キッチンハイター、ハイター、キッチン泡ハイター

    メーカーのHPにはこう説明されてます

実は一番楽なのが、泡ハイターだと思います。

これは、希釈せずにそのままシュッシュッとかけるだけ。濃度はハイター類が全て6%というので、購入直後であれば6%ですね。

普段はキッチンに使用できて、いざというときもそのままかけれるのは良いですよね。

【カネヨ石鹸】カネヨブリーチ、カネヨキチンブリーチ

メーカーのHPにはこう説明されてます

【ライオン】ニューブリーチ食添

メーカーのHPにはこう説明されてます

希釈方法が書いてありませんでしたが、他の濃度6%のハイターを参考に0.10~0.15%にすればいいのではないでしょうか?

こうやって比べてみますと、各メーカーだいたい5~6%の濃度でしたね。

私的には泡が簡単でおススメです。

感染した後にできること、後遺症をなるべく減らす

今回のようにいきなり嘔吐されると逃げようがない場合もあるのですが、その後の対応はどうしたらよいか考えてみました。

今回私が感じたのは

感染者は語る

  • 首から上だけが辛かった

です。

何を言ってるかというと…

❶発症直前に鼻の奥がツーンとした。沁みるような感覚。

❷発症して高熱が出たのに、手足が冷たく脇も熱くない。ただ鼻や咽頭や喉や耳など、辛さは頭部に集中していた

❸高熱が下がったと同時に今度は咳や痰などの呼吸器症状が出てきた

こんな感じです。

熱が下がったのにまた出ちゃうときって、決まって鼻の奥が”ツーン”としてました、そこにまだウイルスがいるのですかね。

そんな中、Twitterの何でも知っているフォロワーさんのつぶやきで見かけたこの言葉

“鼻うがい”

これって、予防なんだろうかぁとぼんやり考えていたんですが、調べていくうちに、後遺症軽減にもよさそうなことがわかってきて

さっそくポチったのがこちら↓

鼻うがい、花粉症やアレルギー性鼻炎、風邪予防など、なかなかの効果を出しているみたいです。

もし、今回、後遺症軽減の効果がなくとも、旦那の花粉症対策に使える!と思い切って購入してみました。

なんといっても私が今恐れているのがこちら↓

記銘力障害。(全員なるわけではありませんが…)

鼻うがいと記銘力障害が関係あるのなら、やってみてもよさそうです。

副鼻腔や上咽頭で増幅したウイルスによる炎症が、近場の脳にも炎症を起こして「BRAIN FOG」を起こしてるとかなんとか...

本当なんですかね…よくわかりませんね

もう一つ思ったのが、子供の嘔吐を受けたのが月曜日として、発症が金曜日、この5日の間にウイルスが増幅したと考えると、

鼻うがいを直後からやっていれば発症しなかったかもなのに…という淡い期待です。

こういうのは絶対ってのが無いと思うので、鼻うがいに興味があればやってみたらいいと思います

今回用なしだったら、春の花粉症時期に使用したらいかがでしょうか。

感染者のリネン類の洗濯

今回、唯一無事だった我が夫。

彼を最後の砦とし、守り抜かなければならないので、私は寝室に籠り、1階には夫と子供(この子も感染者です…)が、過ごすことにしました。

寝るときは夫は1階の臨時布団でねて、私と子供が2階のベッドで寝るという感じでした。

私の熱も収まり、日にちも経ったので、旦那をベッドに寝かせるには寝室の消毒作業をしなければならない

というところから、本当はリネン類の消毒ってどうしたらよいの?と思い調べました。

ネットでありました!【NIID 国立感染症研究所】のスライドから抜粋

https://www.niid.go.jp/niid/ja/diseases/ka/corona-virus/2019-ncov/2488-idsc/iasr-news/10338-496p03.html

いろいろ実験された方がいらっしゃって、その要点をまとめるとこちら↓

選択する際のポイント

  • リネン類回収の際に、ウイルスが舞い上がる可能性がある
  • マスク、ゴーグルは着用したほうが良い
  • 普通の洗剤による通常の洗濯で良さそうだ
  • ただし、嘔吐物があったリネンは30分ほど0.10%次亜塩素酸ナトリウム希釈液につけ置きする。

です。

あとは寝室のカーテンなどにもウイルスが付着してそうですよね~~。

これもネットに載ってました。

【日本リスク学会:環境表⾯のウイルス除染ガイダンス】

https://www.sra-japan.jp/2019-ncov/fbox.php?eid=10651&s=o

寝室はこれを参考に除菌できそうですね。

しばらく時間を置けばウイルスも消えるのですね。

さらに温度との関係性も。

部屋の中で37℃もなかなか難しいですが、車の中ならウイルスもやられちゃいそうですね。

部屋の消毒にはこちらが良いんじゃないかと思います。

これをシュシュッとして拭く、これで良いのではと思います。

最低限必要なもの

感染する前にも、感染してしまった後にも、あって困らないもの。

それは、アルコール消毒

今回感染してみて、家のあちこち触れないんです。

そんな時は手洗いをした後に、消毒すればそこらへん触っても大丈夫ですよね。

まだ感染していない家族のためにも必須です。

アルコーも色んな濃度がありますが、【厚生労働省】のHPでは以下のようにまとめてありました。

アルコール消毒

アルコール(濃度70%以上95%以下のエタノール)
手洗いがすぐにできない状況では、アルコール消毒液も有効です。
アルコールは、ウイルスの「膜」を壊すことで無毒化するものです。
また、手指など人体に用いる場合は、品質・有効性・人体への安全性が確認された「医薬品・医薬部外品」(「医薬品」「医薬部外品」との表示のあるもの)を使用してください。
<使用方法>濃度70%以上95%以下(※)のエタノールを用いて、よくすりこみます。
(※) 60%台のエタノールによる消毒でも一定の有効性があると考えられる報告があり、70%以上のエタノールが入手困難な場合には、60%台のエタノールを使用した消毒も差し支えありません。

これをふまえて...

手指消毒剤

【ビオレU】 アルコール65%

【サラヤハンドラボ】アルコール80%

【手ピカジェル(黄色)アルコール濃度76.9~81.4%】

使い捨て手袋

吐物を処理するとき必須でした

まとめ

家庭内でできる対策をいろいろ考えてみましたが、個人が頑張ったところで感染してしまうときは感染してしまいますよね。

感染することを前提として、色々と準備しておきたいものです。

小さいお子さんがいる方は、気が抜けないと思いますが何とか無事に乗り切って下さい。

今回はCOVIDに罹患したときの記事ですが、紹介した商品は、子供がよく罹患するノロウイルスやロタウイルス各種感冒にもそのまんま使えると思うので、備えあれば患いなし、でとてもおススメです。

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