2022年7月18日
毎年GW後の時期に、チャレンジしているラベンダーの挿し木。
現在あるフレンチラベンダーが、3株あるうちの2株が挿し木で育てたものです。
今年もまたやってみたので、記事にまとめてみました。
簡単!ラベンダーの増やし方(挿し木のやり方)
今ある株から先端部を数本採取する。
ラベンダーの挿し木をするには、まず、ラベンダーが家で育ってなければなりません。
我が家では、全部で計4株、ラベンダーが植えてあります。(イングリッシュ1株 フレンチ3株)
今年は、イングリッシュラベンダーを増やしたかったので、多めに切ってきました。
切ったラベンダーを発根促進剤の入った水に1~2時間浸す。
そのまま水に浸けても発根しそうですが、より確実に発根させるために私はこちらを用いています。
その名も【メネデール】
こちらを数滴加えた水に、先ほど切ってきた株を浸します。
何でもいいです、ガラスのコップでも、ペットボトルをカットしたのでも、液体とラベンダーが入ればOK.
挿し木用土に挿す。
発根促進剤に浸したら、次はいよいよ、土に挿し木します。
とはいっても、挿し木は根が出るかどうかが成功の分かれ道!
ということで、より根が張りやすいように、目の粗な土「挿し木用土」を使用するといいと思います。
まず、素焼きの鉢に小石を敷き、その上に種まきの土を入れて、そこに、割りばしかなんかで穴をあけて、ラベンダーを
挿します。
出来上がり図はこちら!
今年は2種類を計12本挿しました。
挿し木用の鉢は、外に置かず、室内の半日陰に置く。
挿し木から発根するには、1か月はかかると言われています。
その間、鉢は外には置かず、室内で管理していきます。
その時に一番大切なポイントはこちら!
ポイント
水をきらさないこと。必ず毎日水やりする。
水のやりすぎもダメですが、水が足りなくなった!と気づいたころには、挿し木はすでに失敗している、と思っていいです。
なので、1か月間は気を抜かず、水やりや管理を頑張ってください。
12本挿し木して、残ったのはわずか6本
5月12日に挿し木を開始し、2か月経ってちょっと遅くなりましたが、7月18日に外の鉢に植え替えしてみました。
気になる発根状況は…
こんなでした。
もやしの髭のようなものが一本出てますが、それが大切な大切な”根っこ”です。
これを鉢替えして、外で育てていく
これを鉢を変えて、外で育てていきます。
夏を超えるのが難所ですが、夏の成長を経ないと立派な株にならないので、通らなければならない試練です。
2つの鉢に分けてみました。
夏場に水が無くなると、すぐに枯れてしまうので、要注意です
雨が降ってないなと思ったらすぐ水やりです!
鉢で一冬越えたラベンダー
秋に移植する時間的余裕がないまま、鉢植えで、しかも外で越冬したラベンダーがこちら!
3月14日
そして、5月11日 玄関前のスペースに移植しました。
こうやって考えてみると、挿し木してから移植するまで1年を要するんだなぁと思いました。
ラベンダーの挿し木 まとめ
ラベンダーの挿し木は、この種類を増やしたいと思ったら割合簡単にできるものです。
発根まで辿り着けば、ほとんど成功!
ラベンダーも苗で買うと、1鉢300円前後するのし、挿し木ならば何個も苗が作れます。
お家の庭や、カーポート脇など、優しい緑色の葉っぱとラベンダーの花で美しく彩りましょう!
何本植えても邪魔にならない植物です。
まずは、発根が大切!
素焼きの鉢と挿し木用土そして発根促進剤があれば、ほぼ間違いなく発根するでしょう!
室内でもプラスチックの鉢より通気性の良いテラコッタが、植物の成長にはいいと思いますよ!